統合失調状態においての脳機能の研究その1
最近「トラウマ」のメカニズムが一部解明されてきたようです。
恐怖や嫌悪感が脳の海馬に記憶される時、シナプスと呼ばれる連結部分の表面に「AMPA受容体」というたんぱく質が増え、強く信号が伝わるらしいです。
電波ながらも最近の研究では、脳の前頭部中心下部が機能不全になっているのではないかと考えられます。
目と目の間の、いわゆるサードアイと呼ばれる?部分ですね。
なぜサードアイと呼ばれる所以は、神経がたくさん集中していて、ほとんど眼球があってもおかしくないほど
神経が集合しているらしいです。
ここがなんらかの恐怖体験などの強い信号が外部から入力された結果、海馬にAMPA受容体が増えてしまい
ショート寸前のところやむ得なく、遮断、という形になっているのではなかろうか。
この部分は脳の司令塔と呼ばれる部分で、ここがお休み状態の場合、もっと古い脳、本能にちかい部分の脳の
影響が強く出たりするのではないかと考えられます。
理性や感情も司っているので、感情が表に出にくく、なおかつ無表情、無気力になりやすいとも思えます。
サルとヒトの脳における最大の違いである「大脳新皮質」の中心部がこれだと
ほとんどヒトとしての意味がなされなくなってきます。
常に本能(死の本能・生きる本能)にないがしろにされてしまい
さらには、海馬へのアクセスが、妙に遠回りしてしまう脳の回路なので、すぐ忘れる、物覚えが悪い
などの認知的な症状も発生します。
あとストレスを感じた時の扁桃腺の対応も非常にぶいです。
扁桃腺が邪魔なら、やっぱりセロトニン的な薬がいいかと思います。
あと完全な電波ですけども、海馬は時間も司っている気がします。
時間には質量があって、情報にも質量があったりすると
そこだけ時空が違ってきたりして、重力が変わってしまうと
一人ブラックホール状態になったりしたら、すごいよね。
以上、日々の研究のレポートでした。