放課後の教室
放課後の教室はがらんとしていて、昼間までそこで人々がいた名残のようなものが鳴るだけで
これが本当にさっきまで友達とかががやがやしてた教室なのか?と思うほど別のものになります。
あのけたたましい寂しさは、皆さんも経験があると思います。
同じく、誰もいないフロア(クラブやライブハウスみたいな場所)も
はじめは自分だけしかいない状況のとき、本当にここからあんな熱狂したものが生まれるのかと
思うほど別のものです。
なので最近はよく思います。人と人が生み出す空気というものがあるということを。
その街の空気みたいなもの、街は人が作り出している現物です。
放課後の教室というのは、意味があったものが、意味のなくなる、その代表的なものではないでしょうか。
人々が作り出すパワー、それが悪い方向へいくと集団ヒステリー気味になります。
よくないのでなんとかします。
共通前提が崩壊して空洞化した共同体。これをなんとかするには
とにかく同じ言語で話、コミニケーションをはかることです。