世界の終わりとハードボイルド21世紀
2000年になって、通信制高校に通う生活が続いていた。
毎日が実感がなくて、体がいつも宙に浮いているような感じ。
つまり毎日が
天空から制御できない巨大な圧力
1950年代から1990年代のどの年代でもない別の地球に住んでいるような感覚
宙に浮いたようなフワフワしている。
だった。
5月に三宮のSEIDENで買ったCDが
アンダワールドの「2番目のタフガキ」
レディオヘッド「Ok Computer」
だったけどどっちも聞いててなんか苦しかった。今は違うけど。
2000年の7月か8月、
トランスのレイブがあったらサイコーだなーってゆう時期。
舞子の横にある浜辺からは、ポルノグラフティの「ミュージックファイター」が
打ち上げ花火とともに夜空をこだましていた。
本当に、このときの感じはダッチトランスにうってつけのような空気だった。
そして8月の終わり
秋の気配がしてきた。
ボクは毎日メランコリーな気分でナタリーインブリーアを聞きながら
国道1号線沿いの浜辺を歩いていた。
イギリスでこのときcoldplayがうけてた理由はめちゃわかる。
地元のTUTAYAが毎月発行しているフリーペーパーに
どうもサンプリングやループを多様したようだぞ!と紹介されていた。
ボクはこの時、夙川校の先生をやっていた元芸能人の林先生のもとで
夙川のけいおん部に参加していた。
林先生は、安岡力也さんと同じバンドでやってたらしい。
つづく