誰も好きで生まれてきてない上にしたくもないことだけしかない

こうやって生きている内に、どんどん平和があたり前になっていく。
生きている実感さえ希薄になるし、パンやソーセージも飽きてくる。
例えば、アトラクション。
ジェットコースターのようなスリルを味わった後では
生きていることに対して如実に明確になったりしないだろうか。
生きている実感、それは死と対極でなければ、味わえない果実なのだろうか・・・。


この世界に生まれようとして生まれた人間はいない。
芥川龍之介の小説で「河童」というのがある。
河童に、この世に生まれる前に、どうするか訪ねるという内容だ。

つまり、我々はどんな身分に生まれてこようが、自分の意思とは関係なく
勝手に今、ここに生きているだけなのだ。
そして、生まれてきたために、べつにやりたいことでもないことをしなくてはけない。
国王や皇帝ですら、自分の意思で生まれてきたわけでもないのに
生きてしまったために国王の役をやるはめになってしまった。
まあそれは貴族階級の話に限るが。。。

じゃあ、どうやって?
どうやって、今生きていることに対して、意味を持たせればいい??

今、ここに、生きている。
ただそれだけいいのではないだろうか。
それ以外のことが何ができるだろうか。
果たして、何か「行為」を行って、生まれてきた理由をできる限り肯定しても
最終的には、皮肉に終わって、ロウソクの火を消して眠るだけだ。
そして朝になればすべてが夢だったのだ。

そうなれば。