|教会機能：見えない貧困と見えちゃう貧困と儒教
２００７〜８年世界金融危機によって決定的なダメージをくらったデトロイト市は完全に破綻。その後市民は公共サービスも自力で開発し、貧困救済にはキリスト教が母体となった組織が頑張った。
そう日本では憲法２０条くらいで宗教はOKよと言っているので、キリスト教が母体の組織が貧困救済するのか？と思うが、残念ながら憲法で宗教の自由はあるのに、無宗教みたいな空気の日本においては、主に貧困救済は今はあいりん地区の炊き出しか国際十字軍NGO派遣村か創価学会くらいしかないのである。本当ならば、地場に根付いたお寺や神社とか公民館みたいな地方共同体の精神的根幹をささえていてたのだが。日本の宗教日本教とはなにか？俺は読んでないけどこれを読めばあれかもしれない（読め踏め
第二十条信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。
貧困救済措置はヘーゲルのあれから参照すると近代化のときに教会がその全てを担っていた機能を国家が福祉という形で行うことになった。
機会の機能
こどもの貧困において問題とされる剥奪という概念の中には、機会の剥奪もあっちゃたりする。そうそう、機会だ。チャンス。チャンスザラッパーだ。
機会というのは、契機、神の啓示エコーズ。みたいな感じだ。例えば、荒れ果てた荒野でヤコブは神の声を聞いちゃって、たまたま、これがイスラエル建設の機会となった。
機会が無い、ということはこれはカルヴァンの予定説のように、はじめから死ぬものと天国へ行くものが予定として決まっているみたいに、あんまりよくない。え？俺もう生まれてきた時点で死ぬこときまってるの？なにをどうあがいてもムリなの？え？ムリ？うそ？じゃせめてでも、清く生きよう、そして清く生きて約束の地アメリカへ行こう。
ロスジェネの機会
ロストジェネレーションと総称される現在３０代後半４０代にはその機会が剥奪されている。これは潜在GDPである。資本流動化がロスジェネに流動性の罠をしかけた。つまり潜在GDPはまるごと他国のGDPにとって変わられたことが流動性の罠になっている。
雨宮処凛がそうだ。雨宮処凛ちゃんは、右翼→新左翼とメタモルフォーゼしたガンダムみたいに主にネット上で言われている。雨宮処凛はバブル崩壊後の退廃的な街で超就職氷河期時代にフリーターという生きたかをしていた。しかし毎日地平線の先に見える自らの死しか見えなかったようだ。
機会には「陶冶」の機会もある
職業団体による陶冶とはヘーゲルという小難しいヒトが言っている、これは職業団体つまり学校や東芝、三菱地所などの企業に就職することで、研修などあったり、そこで色々と学ぶことが、精神的になんか、ふわっとできる、止揚できる、安定化したパーソナリティの獲得と社会化とは、みんな同じコンパニオン（同席者）なんだという激しい感情の同調により並行宇宙ができるのである？？
でも仮に創価学会の陶冶やWach Towerなどの陶冶すら受けれない、山口組みたいな指定暴力団みたいな陶冶の機会すらも剥奪されているのであれば、憲法違反だ。
第二十六条すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
この教育とはヘーゲルの陶冶と同じような雰囲気だと思ったら良い。学校の勉強だけが教育ではないはずさ。
日本国に生まれた子供はこの指定暴力団や創価学会などにはいっちゃえる権利がある。すべて日本国憲法で保証されている。
貧困は恥ずかしいことなのか？
M・ウェーバーは儒教社会である中国や韓国日本などを研究したおじさんだ。
中国人はけっこう儒教社会だぜ！というのを自明している。
道徳の道とは、中国の道教の道タオで、タオの徳がないとダメよというたのしー授業なのが学校の道徳なのだ。学習指導要領で文科省がキメている。
人的資本つまり人間関係
ひきこもり問題は儒教社会で顕著である。これはソーシャルキャピタルである人的資本のリソースを形成できない精神状態のことをサシている。精神分析学者のジャック・ラカンが聞いたら、それはナーバスかフォビアなのか？と言うか。
資本には人的資本、物的資本、社会的共通資本なんかある
資本Stockとは。しかしながら社会的共通資本が崩壊していたら他の資本も資産も形骸化していくのです。例えばテレビ。テレビがないと日本国憲法で定められている
「健康で文化的な最低限度の生活」に入っているの？？？？？？？？
文化的とはなにか。
なにがいいたいの？
わからん。
