すべての男は消耗品として付加価値税である。

testだんかいでえす 現在TEST段階は1.00.14くらいゴールがどこかわからなくなってきているので3年くらいTESTかも笑

エレクトライド 最新レポート!!

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冬場のダンスの祭典といえばこれ、今回で5回目の開催となるエレクトラグライドだ。今回は大阪の通称エレグラのレポートをお送りしたいと思う。大阪でのエレクトライドも今年で3回目。いい加減ATCはやめて欲しいんだけど。今回Underworld,auteche,coldcut・・・ 結構豪華な面子になったと思うが、いや今回のベストアクトは なんといってもクリスカンニンガムだろう。VJを超越した新しい映像での試みとでもいえる素晴らしいステージだった。 以前ジェフミルズがDVDJを使ってVJもしながらDJをしたものとはわけが違った。 時刻は9時手前、かなりの人数が列を作っている。 ここはなんだ、新作ゲームを買い求めにきてるやつらなのか。 そう去年とは違いとてもとてもATCにギリで入りきったくらいの人数がやってきた。7000人以上はいたんじゃないだろうか、あの会場に。アンダーワールド時には完全に会場全部すし詰め状態。 素朴な去年との違いは、入り口が違った。 さて、会場に入るとプレイしているのはエイドリアンシャーウッド。ダブを基調に、レゲエやヒップホップ、たまにブレイクスやドラムンベースに展開したりする。ボブマーリーとかかけてたりした。 すでに目立っていたのはルミカやライトセイバーを持ってきたやつら、けっこういたな、今回もいました。 そうだ、フードとかも紹介しておこう、今年は何故かクラブKRAMAは出展しておらず、キーマカレーはなし。 ハヤシなんとか丼、去年とつづいて角煮丼とか和テイストなフードとか、高い。 エイドリアンの1時間のプレイのあと、続いて逆方向のステージでは問題のクリスカンニンガムが準備。ele 2

 

 

 

アップルのラップトップパソコンが見える。 何が問題かと言えばクリスカンニンガムといえば、映像作家である。そいつが何故かライヴをするとゆうことなのだ。 1時間も。皆の期待と不安の中クリスカンニンガムのライヴが始まった。すさまじかった。 これはある意味映像とゆう表現方法を次レベルにまで上げたとでも言える、まさに映像と音楽の融合であった。そしてもうひとつさらっと通常のクラブの概念さえもスルーしてしまっていたのである。最初はなんかのノイズで始まって(いかにもエイフェックスっぽい)クリス登場、会場沸く沸く。結構皆期待していたようだ。しかしクリス、エイフェックス本人にそっくり。 そして完全にエイフェックスツインそのものの曲が流れる。曲はfelxだそうだ(2ちゃん情報)そしてスクリーンにはクリスが手がけた映像が流れる。 なるほどエイフェックスの曲を借りて、まんまヴィデオクリップを流すとゆう魂胆だなと最初は思ったが、違った。 完全に曲と映像を同期させ、別次元へと客をいざなったのだ。 最初はCOMETODADDYのビデオから始まったが そこからビデオの発展系、もしくは延長腺ともいえる展開を見せ、どんどん曲が激しくなるにつれ、映像も激しさを増す。 最初に衝撃だったのが、裸の男女が殴りあう映像。 キックの音と同時に女のはらわたに男がボディーブロー。 そしてなんと今度はスターウォーズの映像を使って客を魅了した。見事にライトセイバーが重なりあうと曲とかみ合っている。そして今度はナチスの行進の映像、これがすごかった。 意外と4つ打ちでかなり踊れる展開だったので、ガシガシに踊りまくった。この曲とかはVitalicのla Rockらしい(2ちゃん情報) とまあ、今回のクリスカンニンガムは凄くよかった。 意外だったが、もうベストアクト間違いなしだ。 そして逆ステージではコールドカットが準備しているはずが なぜかオウテカが入れ替わってプレイ。 なーんかどうも吹っ切れない展開で正直肩透かしをくらった。 以前タナソーさんが「オウテカは見なきゃヤバイよ」とか言ってたけど。なので早く終わること願ってシカトしていたが なんか最後のほうになってもう終わりかけになる頃に、なんか とてつもない音が聞こえてきたような。あれが彼らの本領だったのだろうか??最後の土壇場で悪あがきのようにノイズが暴れだす、黒い衝撃とでもいえるような音。で、終了の時間になりノイズは元のさやにもどるele7>ele8

 

 

 

で、コールドカットだ。思いっきりサンプリング主体のヒップホップ。なんとゲストにDJケンタローやジョンスペまで呼んできたあげく、マツケンサンバはかけるはなにやで。 途中からかなり踊れる展開に。 ele 7ele 6

 

 

 

で、今回のメインアクトとも呼べる、アンダーワールドの時間だ。この頃になるともう完全に会場がパンパンになるまで、人、人だらけだ。アンダーワールドといえば、記念すべき第一回目のエレグラに出演、そして2003年と今年で、計3回もの出演となる最多出演だ。 今回ダレンプライスをサポートメンバーに向かえ3人体制でむかえるため、多少リック一人では無理だった技がなせるのではないだろうか、もしくはダレンエマーソンが在籍していた頃のようなフレキシブルな展開を期待できるのではないか、と少々期待過剰気味に登場をまった。その期待感が余計肩透かしをくらったのだろうか。ダークトレインで始まる、ダレンプライス、リック、カールの順で登場。カール毛が少し生えている。けっこう前で見ていたが、もう将棋倒し寸前の状態。ライヴどころじゃない。 けっこう序盤でボンスリをやり、新曲をはさんでジャンボ、ツーマンスオフ、キングオブスネイクと彼らの主な曲をやり、最後はモナー。やはり特筆すべきなのはライティングだった。緑の光線がとても綺麗だった。といっても何度も見てるが。 正直、彼らはダレンエマーソンが居たときの、エブリシングエブリシングとゆう編集された伝説をひきづっているように見えた。正直、どうも、とゆう感じは否めなかった。 アンダーワールド自身が自分のパロディにならないようにしようと必死になっている、そんな姿も見えた。その分新曲ではなんのしがらみもないので自由にやっている気もした。もうぶっちゃけると、アンダーワールドとゆうプロジェクトもピークを過ぎ、どんどん下降していくのではないだろうか、そんな不安がよぎった。なにより、やはりダレンエマーソンとの奇跡のトライアングルが、忘れられない、それがこのがっかり感の理由だろうか。 そしてそのあとカールコックスのDJ。 バキバキのテクノ。会場が少しすいたので皆が余裕をもって 踊ってたように見えた。アンダーワールドより盛り上がってんじゃないか?とも思えたが。 そのあと、ヴィタリックのライヴ、この頃からあんまり アクトを見てないのでなんとも書けない。音的には分厚いテクノといった感じ。 そして最後のトリがティガ。 なんだろう、クリックハウスだか、テックハウスだが よくわかんない展開のDJで、いまいち消化不足だ。 これでエレグラ2005のレポートを終わりとします。なんだろう、クリスの印象的なアクトと、相変わらずのアンダーワールドのライヴを見て、テクノとゆう軸を中心に、何かが変わっていこうとしてるんじゃないかと思えた。それは音楽から映像、映像と音楽の融合。そういったまた別の視点からじゃないともはやテクノをもう一度見直すことはできないのではないかと思えた。