すべての男は消耗品として付加価値税である。

testだんかいでえす 現在TEST段階は1.00.14くらいゴールがどこかわからなくなってきているので3年くらいTESTかも笑

短編小説「浜辺の浜村淳」3

人類は低迷していた。時代が逆流したかのような33世紀に。あらゆることがでつくされた。
そんな33世紀の世界で唯一、文化や科学技術が発展をとげているのが1000年王国である。1000年王国は太平洋の真ん中にある。世界で唯一文化や科学の逆流を防ぐことができた王国である。王国と書いたが、確かでは王国ではないかもしれない。便宜的に王国とゆう名を使っているのだ。実際は、1990年代初期に発達した、ある思想によって、新たなる国家の体制が作り上げられてるのである。
この王国ではその思想によって、33世紀において新たなる進歩を遂げている。
特別何が違うわけでもないが、その思想があるのとないのでは大きな差異がある。
例えば、人々の感情の処理の仕方。どうしようもなくやるせない気持ちになる夕刻の時間に、それが簡単に処理できるようになる。この思想はそうゆうものなのだ。
確かに言えば、その思想は1990年初期に誕生するものだった。
1990年代中期にわたって、人類はどうしようもない気持ちに覆われてしまった。
この王国ではそれ以外21世紀の世界とほぼかわらないのである。
なぜなら21世紀初頭において、そろえられるものは全てそろえられ、携帯電話も電子レンジも全て21世紀初頭のままだといっても過言ではない。
何故人類が携帯電話を持ってメールやインターネットができるようになったのかは、未来を不安に思い、寂しくなり、それで他者とつながることでその不安を解消しようとしたからであった。
 また1000年王国はシステムから逃れることができた王国であった。
システムは家のちゃぶ台から宇宙の果てまでそこらじゅうに広がっている。