遺伝子に埋め込まれた恐怖
ヒトのDNAには様々な情報が埋め込まれています。
ヒトゲノム解明は人類きっての夢(?でもありますね。
実際DNA遺伝子に関してわかっていることは少ないはずです。
古来サルからヒトへ進化していく過程で
まだ哺乳類がねずみのようにちっちゃかった時の情報が遺伝子に
あると思います。
たとえば、なんか長くてうにょうにょしているほそながーい
ものを観ると、意識とはべつに、なぜか薄気味悪い気分になります。
それはねずみのようにちっちゃかった哺乳類は
それよりも大きなヘビなどに捕獲されていたときの記憶
かもしれません。
もういっきにぶちぬいて体が反応するため、
体全体が震え上がったりします。
人類がそれまで培ってきた、知恵と記憶はDNAに刻まれています。
たとえば、頭上から低音がなりひびくと、人類はびくびくしちゃいます。
原始時代に、カミナリや嵐によって、絶滅しかけた記憶
かもしれません。
なので頭上からの音にすごく敏感どころか、遺伝子で反応するので
ものすごくストレスを感じます。
ベトナム戦争で、戦地へいったアメリカの兵隊は
ずっとアドレナリンがでっぱなしで、いつ殺されるかわからない状況ですので
安心して睡眠をとることもできません。
つねに興奮しているので
戦争が終わった今でも、アメリカへ帰った兵隊はPTSD
になやまされています。
LSDや大麻、コカインなしでは生きることが難しいほどの
ヒトもいます。