すべての男は消耗品として付加価値税である。

testだんかいでえす 現在TEST段階は1.00.14くらいゴールがどこかわからなくなってきているので3年くらいTESTかも笑

かけがいのない感情

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それは一日の終わりを告げる。ろうそくの灯が息でふっと消されると、それまで
あった部屋のテーブル、椅子、花瓶や壁に懸けている絵、そして今日起こった色んなささいな事、全てが暗闇の中で洗浄される。その暗闇は決して恐れることののない闇。安息を与えてくれるものだ。そうやって確かな一日の終わり
を迎えることができる。一日の清算がそこで行われるはずだった。
子供達は寝る前に聞かされた子守唄と共に、夢を見て。
時間は全てそこで小休止をとることになる。ささやかなひとときだ。
今や21世紀は情報化時代。地球の自転により一日は24時間。
しかし夜はこない。一日のはじまりや終わりがあやふやになってしまって
いる。眠らない街新宿とはゆうものだ。
エジソンが電球を発明してからとゆうもの、夜は昼のように明るくなり
太陽の必要性なんか知るほどもない。
 
一日の終わりを迎える。そこには安らかな感情があったはずだった。
高度に発展した近代資本主義社会によって、消費されていくのは
物だけじゃなく、時間も消費され、感情さえ消費される。
その消費の頻度は半端じゃないほど高速回転して、落ち着く暇も無い。
あっとゆうまに昨日が遠く離れていくかのように時間が過ぎていく。
 
私的な話だけど、僕自身ずっと一日の終わりを感じるような
確かな感触を感じることができずにいている。
 
どうかもう一度、あの安らかな時間の流れのなかで
子供のときに空想した未来を、自由に、感じたい。
 
大切なもの、それははっきりとした一日の終わりだ。
それともある季節の終わりだろうか。